東京の離島・伊豆大島(東京都大島町)は都会からもアクセスがよく、東京なのに大自然に囲まれ非日常を体験できるためテレビやMV撮影のロケ地としても人気です。
2022年にはエガちゃんねる(再生回数:約350万回。2024年5月現在)の撮影もあったりしました☆
最近では、「第70回小学館漫画賞」や「マンガ大賞2023」に選ばれた「これ描いて死ね」(作:とよ田みのる 先生)の舞台にも選んでいただきました。
作者のとよ田先生は伊豆大島生まれで、先日、大島町の観光ガイドブックとタイアップしました☆
今回はこの観光ガイドブックを基に聖地巡礼していきますね。
マンガ「これ描いて死ね」受賞歴
【2025年1月17日】第70回小学館漫画賞 受賞
・1955年に創設された歴史ある漫画賞「小学館漫画賞」ですが、2025年1月17日、「第70回小学館漫画賞」を受賞しました☆
【2023年3月27日】第70回小学館漫画賞 受賞
・2008年に創設された書店員さんを中心とした有志による「マンガ大賞」ですが、2023年3月27日、「マンガ大賞2023」を受賞しました☆
【聖地巡礼】マンガ「これ描いて死ね」
伊豆大島は伊豆諸島最大の島で、東京にもかかわらず富士箱根伊豆国立公園に指定されるほど自然が豊か。トレッキングやスキューバダイビングなどのアクティビティや、地元牛乳を使ったスイーツ「牛乳煎餅」が人気。
令和6年3月に東京都大島町が発行した観光ガイドマップは、「これ描いて死ね」とタイアップしており、手に取る観光客等から評判となっている◎
※伊豆大島は9つの地域から構成されています(「元町」、「北の山」、「岡田」、「泉津」、「野増」、「間伏」、「差木地」、「クダッチ」、「波浮港」)。
【岡田】岡田港
「岡田港」は、大島の北部に位置し、伊豆諸島の玄関口の1つです。
竹芝を夜に出発する便(夜船=大型船(さるびあ丸))に乗る方には、おなじみの港ですね。
【泉津】泉津の切り通し
神秘的な雰囲気がありジブリ感もある「泉津の切り通し」。大きなスダジイの木が真っ二つになり真ん中には階段が続いています。
実は、泉津保育園(現在は閉園)の通園路として利用されていた過去が。週末(不定期)には地域の方がボランティアで説明してくれることもあるので、遭遇できたらラッキー◎
テレビや雑誌でも取り上げられることもある有名な観光スポットなので、ぜひ一度訪れてくださいね。
【泉津】波治加麻神社
「波治加麻神社」は静かな空間の中で真っ直ぐな木がいくつも並び、苔のある雰囲気と隙間からの日差しに癒される場所。この場所は地域の方がいつもキレイに保ってくれています。
【北の山】東京大島かめりあ空港
大島空港は1944年8月に陸軍飛行場として開設され、終戦後の1952年4月に村営飛行場として再開設。その後、離島振興の一環として1960年から空港整備に着手、1964年6月に都営の第三種空港(現在の地方管理空港)として供用が開始されました。
以前の大島空港には全日本空輸株式会社(ANA)のジェット旅客機が羽田~大島便を就航していましたが、高速ジェット船との競争激化などで利用者が低迷し、2015年10月に運休、事実上の撤退となってしまいました。
現在は、新中央航空株式会社(NCA)のプロペラ飛行機が調布~大島間を、東邦航空株式会社の東京愛らんどシャトル(TAL)のヘリコプター(ヘリコミューター)が伊豆諸島を結ぶなど、内地(本土)と東京の島々をつなぐ重要な交通拠点となっています。
2022年03月16日
東京大島かめりあ空港 キャラクター誕生|東京都 (tokyo.lg.jp)
東京大島かめりあ空港のキャラクターが誕生しました!
都営大島空港の愛称「東京大島かめりあ空港」の決定(令和3年7月9日付報道発表)に引き続き、このたび、東京大島かめりあ空港のキャラクターが誕生しました。
【元町】元町港
「元町港」は、大島の西部に位置し、伊豆諸島の玄関口としてだけでなく、背後にある島の最大集落「元町地区」を控え、島の経済・文化の中心地を支える役割を果たしています。
大型船(さるびあ丸)や高速ジェット船、貨物船等に利用されています。
【元町】浜の湯
写真を撮影した日は午前中だったためか、お掃除中?でした。
こちらは元町港から徒歩3分程度の距離にある、要水着着用の露天風呂(男女混浴)「浜の湯」です。
内湯はなく、 湯上がり用に更衣室にシャワーが備え付けてあります(男女別)。
【野増】地層大切断面
1953年に、道路を建設しようと山を削ったところ偶然現れたのが、この「地層大切断面」です◎
過去約1万8000年もの間に何度も発生した噴火などによって、いくつもの層が生まれました。
今では人気観光スポットになり、多くの方が立ち寄って記念写真を撮っています☆
【クダッチ】トウシキ園地・トウシキキャンプ場
「トウシキ園地」は、休憩舎、便所、広場や駐車場もある、公園のような場所です◎
星空も素晴らしいですが、お正月には日の出ツアーが開催される場所でもあります☆
近隣には、「トウシキ野営場(キャンプ場)」があり、そこにはトイレ(シャワー付)、炊事舎、かまど、休憩舎、駐車場やフリーテントサイトがあります。
【波浮港】波浮港
伊豆大島に訪れた際は、「波浮港」の海沿いをのんびり散歩するのがオススメです◎
自然の音をBGMにきれいな海を眺めていると、非日常な時間を過ごすことができますよ☆
【波浮港】波浮の町並み
「波浮港」の海沿いの散歩の後は、ぜひ「波浮の町並み」も歩いてほしいです☆
「ハブカフェ」や「モンマルトル」で一息つくのがオススメです◎
食事をしたい場合は、「港鮨」がオススメですが人気のため要予約です!
波浮の上に登って「たい焼きカフェ&ゲストハウス 島京梵天」の鯛焼きをたべるのも良いですよ~
【波浮港】波布比咩命神社
海沿いにあり神秘的な雰囲気のある「波布比咩命神社」です◎
参道は2本あり、1つは都道を海側へ折れて北側から入る道、もう1つは東側の海から上がる道です。
海側の参道には鳥居の下に船着場があり、そこから境内に入るのが正式な参拝とされているようです。
【波浮港】みなとや旅館
1800年に波浮港が開港すると、風待ち港として多くの漁船が寄港するようになり、明治~昭和にかけては観光客も多数訪れ、波浮港はおおいに栄えました。
「港屋旅館」は、旧館が明治時代に、新館が大正時代に建築され、当時でも非常に貴重な木造3階建ての建物でした。漁業者や観光客等が宿泊し盛況時には各階の客室は夜ごと宴席で賑わい、緊急時と宴席の混雑緩和から、各階への階段が前後2ヵ所に設置され、当時の賑わいぶりが間取りからも見て取れます。
川端康成の小説「伊豆の踊子」に登場する踊り子は、実際に波浮港に暮らしていた踊り子「タミ」をモデルにしたとされ、この港屋旅館等の座敷で踊りを披露し、お客を楽しませていたそうです。
【波浮港】筆島
海岸線から約100m沖合いに位置し、海面から突き出た筆の穂先のような岩が「筆島」です◎
筆島火山の火道にあった硬い火道角礫岩の残骸が侵食に耐え、海中に取り残されました。
荒波に耐えるこの姿は、昔から「神の宿る場所」として崇められてきました。
マンガ「これ描いて死ね」のはじまり
マンガ「これ描いて死ね」に関する動画
・【2023年5月31日】この漫画、面白いよ!【6選】【2023年5月】
マンガ「これ描いて死ね」に関する記事
・【2024年9月22日】昭和と令和「漫画家たちの生態」はどう変わったか
・【東洋経済】昭和と令和「漫画家たちの生態」はどう変わったか
・【2023年4月9日】離島女子の「まんが道」『これ描いて死ね』とよ田みのる著
・【産経新聞】離島女子の「まんが道」『これ描いて死ね』とよ田みのる著
【番外編】P2に登場したお土産「牛乳煎餅」と「椿油」
伊豆大島の定番のお土産である大島牛乳を使った「牛乳煎餅」と椿が有名な島らしい「椿油」をまとめました◎
【番外編】伊豆大島へのアクセス
実際に伊豆大島に行ってみたいと思っていただけた方は、ぜひこちらの【アクセス編】や【レンタカー編】もぜひご覧くださいね◎
まとめ
今回は、マンガ大賞2023大賞を受賞した「これ描いて死ね」とタイアップした「2024伊豆大島観光ガイドブック」を島民目線で解説しました!
聖地巡礼&伊豆大島観光のお役に立てるとうれしいです☆
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