東京の離島・伊豆大島(東京都大島町)は、飛行機なら25分!船なら105分!という都会からもアクセスがよく、東京なのに大自然に囲まれ非日常を体験できるためオススメな観光地です。
今回は意外と知られていない?、富士山や海も眺められる「大島町メモリアル公園」の魅力が分かりやすく伝わるよう、写真をメインに伊豆大島在住の私が具体的に解説していきます。
大島町メモリアル公園
伊豆大島は伊豆諸島最大の島(総面積:90.76㎡、 東西9㎞、南北15㎞、周囲は52㎞)。人口は6,870人(令和6年8月末現在)。
大島町メモリアル公園は、平成25年伊豆大島土砂災害(平成25年10月16日)により甚大な被害を被った大島町元町神達(かんだち)地区において、復興を祈念する場所として整備を進められました。
令和3年6月5日から供用開始。
受賞歴は、
(一社)ランドスケープコンサルタンツ協会賞 優秀賞、
第37回都市公園等コンクール 国土交通省都市局長賞。
公園は4つのエリア(鎮魂・祈りの場、学びと伝承の場、憩いと交流の場、⾃然⽂化の場)で構成されています◎
公園のイベント情報は、大島町役場建設課の公式SNSをごらんください。
一部の施設を貸切利用する場合は、事前の申請と使用料の支払いが必要なので、詳しくはこちらをご覧ください。
鎮魂・祈りの場
10月16日に執り行われる追悼式の会場にもなる場所です。
コンセプトは、
公園全体を見渡すことができ眺望に優れた場所であることから、犠牲者を追悼し思いをはせる場所とする、です◎
学びと伝承の場
管理棟には、トイレや自動販売機などもあり、ベンチで休憩することもできます。
サッカーなどができる多目的広場もあります。
コンセプトは、
家屋跡地などに配慮したうえで被災前の土地の記憶を継承し災害の記憶を伝える場、大金沢本川堆積工や流路などの防災施設の意味を学ぶ場、です◎
憩いと交流の場
公園の顔であるメイントランスがあるエリアで、スケボーやバスケットボールができるスポーツ広場も整備されています。
コンセプトは、
町民が気軽に集まり・憩い・語らい・遊び・楽しむ場、災害のことを忘れず交流をきっかけに伝えていく場、です◎
⾃然⽂化の場
ライブイベントなどが行われるステージや大島町の姉妹都市であるハワイ島とのモニュメントなどがあります。
コンセプトは、
観光や防災学習ルートの集合場所、大島の自然や文化を紹介しふれあうことのできる場、です◎
主なイベント実績
2021年7月15日「オリンピック聖火リレー【DAY7】スタート」
2022年5月28日「春フェス」(大島町商工会)
2023年11月19日「ランニングバイク大会 ”OSHIMA CUP“」(GRAND CYCLE TOKYO実行委員会)
2023年11月26日「秋フェス」(大島町商工会)
このほかにも「伊豆大島ミュージックフェスティバル実行委員会」によるイベントがたびたび開催されています◎
アクセス
大島町メモリアル公園の所在地は、「大島町元町字神達」&「大島町元町字木伐大道」です。
元町港から車で5分、徒歩で30分ほどです。
その他
メモリアル公園の整備に当たっては、大島町役場が住民の意見を聴きながら進められました。
【大島町HP】大島町メモリアル公園検討分科会の配布資料について
まとめ
東京の離島にある東京ドーム1.5個分?!の「大島町メモリアル公園」をご紹介しました。
伊豆大島観光などのお役に立つと嬉しいです☆
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